
Notion AI ミーティングノートとは?機能の概要と特徴
会議が終わった後、「で、誰が何をやるんだっけ?」ってなること、ありますよね。筆者もNotionを使い始める前は、会議中にメモを取ることに必死で、肝心の議論に集中できていなかったんです。
Notion AI ミーティングノートは、会議の音声をリアルタイムで文字起こしし、AI要約・アクションアイテム抽出まで自動で完結させる機能です。2026年4月時点では、ビジネスプラン以上で本格利用可能で、フリー・プラスプランは体験版(制限あり)での利用となります。
最大の特徴は「Notionワークスペース内で完結する」点。Otter.aiやtl;dvのような専用ツールと違い、議事録がそのままタスクやプロジェクトと繋がるので、ツールを行き来する手間がゼロになります。
主な機能一覧(文字起こし・要約・タスク抽出)
- リアルタイム文字起こし:会議中、発言がそのままテキスト化される
- AI要約:会議終了後にサマリーを自動生成
- アクションアイテム抽出:「〇〇さんが△△する」という発言をタスクとして自動認識
- 話者ごとのセグメンテーション:誰が何を言ったか、発言単位で引用できる
対応ツールとカレンダー連携
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsといった主要ビデオ会議ツールに対応。対面ミーティングでもデスクトップアプリのマイク録音機能で使えます。Notionカレンダーと接続しておくと、会議前にアジェンダを自動表示し、終了後は議事録が自動で紐づく、という一連のフローが回ります。
Notion AI ミーティングノートの使い方【セットアップから操作手順まで】
セットアップは思ったより簡単で、筆者は初回の設定を15分以内に終わらせました。ポイントを順番に見ていきましょう。
初期セットアップと有効化の手順
- Notionデスクトップアプリを最新版にアップデートする
- 設定メニューから「画面・システム音声へのアクセス」を許可する
- Notionカレンダーとワークスペースを接続する
- 議事録のデフォルト保存先データベースを指定する
利用できるプランの詳細は料金によって異なるので、Notion AI 料金の記事も参照してください。
会議中の文字起こし開始から要約生成までの流れ
Notionカレンダーと連携している場合、会議開始時に「文字起こしを開始しますか?」という通知が届きます。手動で始めたい場合は、ページ上でスラッシュコマンド /meet を入力するか、サイドバーのAIミーティングノートボタンをクリックするだけ。
文字起こしはリアルタイムで画面に流れていき、会議が終わると数分以内にAI要約が自動生成されます。生成後はその場で編集もできるので、固有名詞のブレなどを手直しするのも簡単です。
要約のカスタマイズとセクションスタイル設定
デフォルトの要約でも十分使えますが、精度をさらに上げるテクニックがあります。
- カスタム指示を事前設定:「決定事項・懸念点・ネクストアクションの順に整理して」のような指示を登録しておく
- 頻出単語リストをメモに記入:専門用語や社内略語をあらかじめメモ欄に書いておくと誤認識が減る
- セクションスタイルを固定:毎回同じフォーマットで議事録が上がってくるので、チーム全員が読みやすくなる
Notion AI ミーティングノートの3つのメリット
実際に数週間使ってみて、「これは手放せない」と感じたポイントが3つあります。
メリット1:議事録作成の時間を大幅に削減できる
以前は60分の会議の後、議事録作成に30〜40分かけていました。Notion AI ミーティングノートを使い始めてから、その時間が5分以内の確認作業だけになりました。
会議中にメモを取る必要がなくなるので、議論そのものに集中できます。「あれ、今の発言どう書こう」という脳の分散がなくなるのは、思った以上に快適です。
メリット2:タスクとプロジェクトに直結するワークフロー
アクションアイテムは自動でTo-Doリストに変換され、Notionのプロジェクトデータベースと直接紐づきます。「会議→議事録→タスク登録→進捗管理」という流れがNotion内で一気通貫で完結するのが、専用ツールにはない強みです。
議事録から直接フォローアップメールやレポートをAI生成することもできるので、会議後の後処理が丸ごと圧縮されます。
メリット3:過去の会議情報をAIで横断検索できる
蓄積された議事録は、Notion AIのQ&A機能で横断検索できます。「3ヶ月前の〇〇プロジェクト会議で決まった仕様は?」という質問に、該当箇所を引用しながら即座に回答が返ってくる。
会議記録が組織のナレッジベースとして資産化される感覚は、他の議事録ツールでは得られません。
【2026年】Notion AI ミーティングノートの活用シーン3選
営業チームの商談記録と顧客情報管理
商談ごとの議事録を顧客データベースに紐づけて管理するのが定番の使い方。次回商談の前に「前回のヒアリング内容をAI検索」するだけで、提案の精度がグッと上がります。n8nなどの自動化ツールと組み合わせれば、商談終了と同時に顧客DBを自動更新する発展的な運用も可能です。
リモートチームの定例会議とタスク管理
週次定例で毎回議事録を手書きするのが面倒だったチームに特に刺さります。アクションアイテムが自動抽出されるので、「聞いてない」「伝わってなかった」というタスクの抜け漏れが激減します。
個人利用:セミナーや1on1の学習メモとして
1on1ミーティングを自動で記録して、振り返り資料にするのも有効な使い方です。オンラインセミナーの内容を自動要約して、自分だけのナレッジデータベースに蓄積していく——個人でも十分に強力なツールです。
セキュリティ・プライバシーと法的な注意点
録音・文字起こしには参加者全員の同意が必要です。日本の法律でも、無断録音は問題になるケースがあるので注意してください。
Notionにはミーティング開始時に「この会議は録音されます」という同意メッセージを参加者に表示する機能があります。必ず有効にしておきましょう。音声データはローカルに一時保存され、文字起こし完了後に削除される仕組みですが、企業導入の場合はデータ処理ポリシーをIT部門と事前に確認することを強くすすめます。
エンタープライズプランではゼロデータ保持オプションが選択でき、より厳格なセキュリティ要件にも対応可能です。
よくあるトラブルと解決方法【FAQ】
AIミーティングノートが起動しない・文字起こしが動かない場合
まず確認するのはこの3点。
- デスクトップアプリで「画面・システム音声へのアクセス」が許可されているか
- アプリが最新バージョンになっているか
- 利用しているプランがビジネス以上か(フリー・プラスは体験版のみ)
これでも解決しない場合は、アプリを完全に再起動してみてください。
要約の精度が低い・期待通りの議事録にならない場合
精度が低いときは、たいてい以下のどれかが原因です。
- カスタム指示とセクションスタイルが未設定
- 専門用語がメモに登録されていない
- マイク品質やバックグラウンドノイズの問題
特にマイクの品質は意外と影響が大きく、外付けマイクに変えただけで文字起こしの正確さが体感できるレベルで改善しました。
料金プランと利用条件に関するよくある質問
2026年4月時点では、ビジネスプラン(年払い3,150円/月)以上で全機能が利用可能です。フリーとプラスプランは体験版のみ。詳細な料金比較はNotion AI 料金の記事で確認してください。Notion AIで何ができるかをもっと広く知りたい方は「Notion AI 何ができる」の記事も参考になります。
Notion AI ミーティングノートと他の議事録ツールとの違い
Otter.ai、tl;dv、Fireflies.aiはどれも優秀な専用ツールですが、「議事録を作ること」が目的のツールです。Notion AI ミーティングノートは議事録をタスク・プロジェクトに繋げることまで設計されている点が根本的に違います。
ただし正直に言うと、外部CRMや専用の営業ツールとの連携柔軟性では、Fireflies.aiなどの方が上です。Notionエコシステム内で完結している組織には最強ですが、複数ツールを横断して使う環境では工夫が必要になります。
議事録作成のAI活用をもっと深く知りたい方は「Notion AI 議事録」の記事も読んでみてください。
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まとめ:Notion AI ミーティングノートで会議を成果につなげよう
この記事のポイントをまとめます。
- Notion AI ミーティングノートはリアルタイム文字起こし+AI要約+タスク抽出が一体化した機能
- セットアップはデスクトップアプリの許可設定とカレンダー連携のみで完了
- 3つのメリットは「時間削減」「タスク直結ワークフロー」「横断検索によるナレッジ化」
- 2026年4月時点ではビジネスプラン以上で全機能利用可能
- 録音には参加者の同意が必須
まず次の会議でセットアップして1回使ってみてください。「議事録、もう手書きには戻れないな」と思うはずです。
もっと詳しく知りたい方は → AIツール おすすめ
参考書籍
- Notion AIハック 仕事と暮らしを劇的にラクにする72の最強アイデア(臼井 拓水(usutaku))
- Notionライフハック 暮らしに役立つ36のアイデアとテンプレート(Rei)











