
Notion AIの議事録機能(AIミーティングノート)とは
会議が終わるたびに「議事録を誰が書く?」ってなる、あの空気、つらいですよね。
Notion AIのAIミーティングノートは、会議中の音声をリアルタイムで文字起こしして、終了後にAIが自動で要約・アクションアイテムを抽出してくれる機能です。手動で30分かかっていた議事録作成が、確認・編集5分程度に短縮される。
しかもZoom・Google Meet・Microsoft Teamsといった主要ビデオ会議ツールに対応していて、会議が終わったらNotionワークスペースにそのまま保存されるので、バラバラになりがちな議事録の一元管理が実現します。
料金・プランの詳細は Notion AI 料金の解説記事 にまとめているので、コスト面で検討中の方はそちらもどうぞ。
AIミーティングノートでできること一覧
- リアルタイム文字起こし:会議中に音声をテキスト化
- AI要約の自動生成:会議終了後に要点をまとめ
- アクションアイテム自動抽出:「誰が・何を・いつまでに」を整理
- 話者識別(話者セグメンテーション):誰の発言かをラベリング
- 対面会議・オンライン会議の両方に対応
対応ツール:Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなど
主要なビデオ会議ツールへの対応状況は以下の通りです。
| ツール | 対応状況 |
|---|---|
| Zoom | ○ |
| Google Meet | ○ |
| Microsoft Teams | ○ |
| Webex | ○ |
| 対面会議(マイク) | ○ |
Notionカレンダー(Google カレンダー等)と連携しておくと、会議の予定と議事録が自動で紐付けられる。カレンダーから直接議事録を開けるので、「あの会議の議事録どこだっけ」という状況がなくなります。
Notion AIで議事録を自動作成する手順【セットアップから完成まで】
筆者が最初につまずいたのはここで、ブラウザ版のNotionでは使えません。デスクトップアプリが必須なので、まだの方は先にインストールしてください。
ステップ1:初期設定とカレンダー連携
- Notionデスクトップアプリをダウンロード・インストール
- システム環境設定でマイクとシステム音声のアクセス許可をNotionに付与
- Notionカレンダーを開き、GoogleカレンダーやOutlookと連携
- AIミーティングノートのデフォルト保存先データベースを選択
保存先データベースは最初に決めておかないと、議事録がバラバラに保存されてしまうので必ず設定しましょう。
ステップ2:会議中のリアルタイム文字起こし
- オンライン会議:Notionのサイドバーから「会議を録音」ボタンをクリック、またはページ内でスラッシュコマンド
/meetを実行 - 対面会議:マイクで音声を拾う形で同様に開始
開始すると画面上にリアルタイムで文字が流れていく。話者ごとに発言がセグメント分けされるので、「誰がこれを言ったか」が後から追いやすいんです。
ステップ3:AI要約の生成と議事録の仕上げ
会議が終了すると、AIが自動で要約を生成します。デフォルトでは「決定事項・アクションアイテム・主なトピック」が出力される構成です。
カスタム指示(プロンプト)を設定すると、出力フォーマットを統一できます。たとえば「必ず『背景・決定内容・ネクストアクション』の3段構成で出力する」と指定しておけば、チーム全員が同じ形式の議事録を受け取れます。このカスタム指示はワークスペース全体にデフォルト適用も可能。
議事録からタスク自動抽出・プロジェクト連携する活用術
ここが使い込んで「本当に便利だ」と実感した部分です。
アクションアイテムの自動抽出とTo-Do化
AIが文字起こしから「〇〇さんが来週までに△△を確認する」という表現を検出して、タスクとして抽出してくれます。
抽出されたタスクはNotionのタスクデータベースに自動登録でき、担当者へのメンション通知も飛ばせる。「言った・言ってない問題」や対応漏れが激減する仕組みです。
議事録データベース×AIオートフィルの設計例
実用的なデータベース項目の設計例を紹介します。
| プロパティ | 型 | AIオートフィル指示例 |
|---|---|---|
| 会議日 | 日付 | 自動取得 |
| 参加者 | 人物 | 話者識別から自動入力 |
| 決定事項 | テキスト | 「決定した内容のみ箇条書きで3行以内」 |
| 次回アクション | テキスト | 「担当者・期日・タスク内容を一行で」 |
| 会議カテゴリ | セレクト | 「営業/開発/経営 から最も適切なものを選択」 |
AIオートフィルを使うと、議事録を保存するだけで各プロパティが自動分類されます。フォローアップメールの文面もAIに自動生成させれば、会議後の作業がほぼゼロになります。
Notion AI議事録を導入するメリット・デメリット
3つのメリット:時間短縮・品質向上・情報の一元管理
- 時間短縮:手動30分の議事録作成が確認・編集5分程度に
- 品質向上:主観が入りにくいAIの客観的な要約で記録の再現性が高まる
- 一元管理:議事録・タスク・プロジェクトがNotionで完結し、検索性も高い
3つのデメリット・注意点
- コスト:無料プランとPlusプランはAIミーティングノートが20回までの試用に限られ、本格利用にはBusinessプラン以上(月払い3,800円/年払い3,150円)が必要です。詳細は Notion AI 料金記事 で確認を
- デスクトップアプリ必須:ブラウザ版では使えない点は要注意
- 専門用語の精度:固有名詞や業界用語の文字起こし精度に限界がある。カスタム指示で「以下の用語は正式名称を使うこと」と補足するのが現実的な対策
セキュリティ・プライバシーとデータ保存の仕組み
情報管理部門が「録音データはどこにいくの?」と気にするのは当然で、筆者も社内導入を検討する際に一番ひっかかったポイントでした。
音声データ・文字起こしの処理・保存方法
音声はローカルで一次処理されてからサーバーへ送信される仕組み(ローカルオーディオストレージ)を採用。文字起こしデータはNotionワークスペース内に保存され、Notionの標準的なデータ暗号化基準が適用されます。
音声データや文字起こしは設定から削除できますが、保持期間の詳細は公式サイトで最新情報を確認してください。
録音・文字起こしに関する法的注意点と同意取得
会議参加者に「この会議は録音・文字起こしされます」と通知する同意メッセージ機能があります。使う前に必ず設定しておきましょう。
日本国内では、会議の録音に際して参加者全員への事前通知が望ましい。社内導入時に決めておくべきルールは以下の通りです。
- 会議開始時に録音の旨を参加者に告知する
- データへのアクセス権限を適切に設定する(関係者のみ閲覧可にする)
- 社外参加者が含まれる場合の運用フローを別途定める
【2026年版】業務別・Notion AI議事録の活用シーン3選
営業チーム:商談記録からCRM的に活用する方法
商談議事録を顧客別・案件別のデータベースで管理すると、簡易CRMとして機能します。AIがネクストアクションを自動抽出してくれるので、「先週の商談でお客さんが言ってた懸念事項、なんだっけ」という状況がなくなります。
マネージャー:1on1・定例会議の記録を蓄積・分析する方法
1on1の議事録を時系列で積み上げていくと、メンバーの課題や成長の軌跡がトラッキングできます。「3ヶ月前に話していた目標、今どうなってる?」という会話が具体的になります。定例会議の決定事項をプロジェクトDBに自動反映するワークフローと組み合わせると、情報の伝達漏れが減ります。
スタートアップ:議事録以外の応用(ブレスト・ユーザーインタビュー)
ブレインストーミングセッションを録音して、散らかったアイデアをAIに構造化してもらう使い方も効果的。ユーザーインタビューの文字起こしからインサイトを抽出するのにも使えて、定性調査の分析時間が大幅に短縮できます。
Notion AI議事録に関するよくある質問(FAQ)
文字起こしの精度はどれくらい?日本語対応は?
日本語も対応していて、実用レベルの精度は出ます。ただし専門用語・固有名詞は誤認識されることがある。精度を上げるコツは3つです。
- マイク品質を上げる(ノイズキャンセリング付きが◎)
- 静かな環境で使う
- 話者が重ならないようにする(同時発言は精度が落ちる)
無料プランでも議事録機能は使える?
無料プランとPlusプランでは20回までの試用に限られます。継続的に使い込むにはBusinessプラン以上が必要です。コストの詳細は Notion AI 料金の記事 で確認を。
要約フォーマットのカスタマイズはできる?
できます。カスタム指示(プロンプト)で出力形式を自由に変更可能。「必ず箇条書き5点以内でまとめる」「英語で要約する」なども設定できます。ワークスペース全体にデフォルト適用すれば、チームで要約フォーマットを統一できます。
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まとめ:Notion AI議事録で会議後の作業を最小化しよう
Notion AI議事録(AIミーティングノート)の要点を振り返ります。
- Zoom・Google Meet・Teams等に対応し、対面会議も文字起こし可能
- セットアップはデスクトップアプリ必須、カレンダー連携で会議と自動紐付け
- 議事録作成30分 → 確認・編集5分程度に短縮
- アクションアイテムの自動抽出・タスクDB連携でフォローアップ漏れを防止
- 本格利用はBusinessプラン以上が必要(詳細は料金記事で確認を)
会議に集中できる環境って、議事録係の心理的負担がなくなって初めて実現するんですよね。ぜひ試してみてください。
もっと詳しく知りたい方は → Notion AIで何ができる?全機能まとめ
参考書籍
- Notion AIハック 仕事と暮らしを劇的にラクにする72の最強アイデア(臼井 拓水(usutaku))
- Notionライフハック 暮らしに役立つ36のアイデアとテンプレート(Rei)












